/ 2016年4月6日水曜日 / No comments /

ユーザーを最優先に考えよう!成功する企業の考え方とは


多くの企業に、自分たちの利を追求しすぎるあまり、ユーザーに不便を強いるケースが見受けられます。その考えが結果としてビジネスの発展性を奪うものになっていないか、今一度考え直す必要があります。

利益を求める姿勢の落とし穴

どうすれば利益をあげられるかは、ビジネスにとって必要な視点です。けれども、それを第一に考えることは賢い方法とは言えません。なぜなら、利益を追求しようとすればするほど、ユーザーから離れてしまうからです。

例えば、斬新なアイディアや優れた技術を実現するためにコストを費やし、その分商品価格に上乗せする。作業効率を上げるため、極力煩雑な作業を省く。どちらの例も、結果としてユーザーの利になるのであれば、決して間違った考えではありません。しかし、そこに「誰のための商品・サービスなのか」という視点が欠落していれば、その考えは提供者側のエゴに過ぎません。

成功企業が必ず持っている考え方

成功企業に共通しているのは、利益よりも、ユーザーが製品やサービスを通して体験できることを大切にしているという点です。そして、絶えず変化するユーザーのニーズに応え続ける努力を怠らないことです。

どのような事業を行うにしても、それがビジネスとして成功するためには、対価を支払ってくれるユーザーの存在が不可欠です。そして、ユーザーに見向きされなければ、どんなにすばらしい商品もサービスも、価値を持たないのです。成功企業をけん引するような人とは、ユーザーを最優先に考えることで、商品やサービスが成長していき、自然と利益につながっていくことを知っている人だと言えます。

ユーザー目線に立つ最も簡単な方法

ユーザーを、顧客の集合体として漠然と捉えるのではなく、自分の身近なある人と想定しましょう。家族、恋人、友人など、自分が大切に思う人が利用者であり、その人に向けて商品やサービスを提案することにします。自分にとって大切な人が相手であれば、自分の利益など度外視して、どうすればその人の望みを叶えることができるかを、真剣に考えるのではないでしょうか。そのとき感じたことをそのまま、自社の製品を手に取り、サービスを体験するだろうユーザーへ向けてみてください。

おわりに

起業は、自分がやりたいと思うことを実現するために最も有効な手段の1つです。しかし、やりたいことの先にユーザーがいることを忘れてしまっては、ビジネスとしての成功は遠のくでしょう。もし今、起業しようと考えているならば、「自分がやりたいことを形にしたら、どのような人を幸せにできるだろうか」と視点も持ってみてください。

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