/ 2016年4月13日水曜日 / No comments /

イメージは現実になる!失敗のイメージが失敗を引き寄せる理由


起業したら必ず成功するわけではありません。成功する人がいる一方で、失敗する人もたくさんいます。お金や生活のことを考えると「失敗したら」と考える人も多いでしょう。

しかし失敗するイメージは失敗を引き寄せてしまいます。大切なことは、成功するイメージを持つことです。

「イメージは現実になる」は科学的にも根拠がある

よく「イメージは現実になる」と言いますが、これは科学的にも根拠があります。脳は実際の体験と想像上の体験という2つの情報を、同じような領域を使って処理しています。そのためそれが実際の体験なのか、想像上のものなのかを区別することが苦手です。

これを利用して想像上の体験を実際の体験と思わせることで、パフォーマンスが上昇したり下降したりします。そのため「失敗する」というイメージがあると、脳は失敗する方に自然と動き、パフォーマンスも下降します。逆に言えば「成功する」というイメージを持っていれば、パフォーマンスは上昇するということです。

パフォーマンスを上昇させるために、アスリートなどはよくイメージトレーニングをしています。成功した自分のイメージを客観的に捉えられる人が、一流のアスリートになっています。

大切なことは意図すること

こうした成功イメージを持つためには、意図して物事を見ることが大切です。人は5歳までに刷り込まれた思考がプログラムとなり、その後の思考パターンになると脳科学で言われています。つまり5歳までに学んだことが思い込みとなって、その後の思考にフィルターをかけてしまうということです。

失敗を引き寄せないためには疑いのない成功イメージが必要ですが、思い込みのフィルターを解除しない限り、このイメージを持つことは難しいです。そこで意図して物事を見ることが大切になってきます。

こんな話があります。ある車メーカーで人気車種の新モデルが出たという情報を掴んだ人は、その情報を頭に定着させると、急にその車種をよく見かけるようになります。これは情報が定着したことにより、意図してその車種を見るようになるためです。

このように意図することによって、思い込みで隠れていたものが見えるようになります。しかし失敗することを意図していれば、失敗するためのものばかり見え、結果失敗につながってしまいます。今目に見えているものではなく、これから見たいものを意図すれば、今まで見えていなかった成功に必要なものに気付けます。

おわりに

失敗したときのことをイメージしていると、自然と失敗を引き寄せます。成功を引き寄せたければ、成功した自分を明確にイメージできるようになりましょう。

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