/ 2016年4月12日火曜日 / No comments /

趣味と仕事のあいだに線を引かない!経営者なら趣味を仕事にすべき


「趣味と仕事は違う」「趣味と仕事の境界線はしっかり引く」という方も多いでしょう。そもそも趣味と仕事は目的が違うため、しっかりとした線引きをすべきだという方はたくさんいます。

しかし経営者の中には趣味と仕事の境界線が曖昧な人も多いです。それは趣味と仕事の境界線をなくすことで、効率的な仕事のシステムが作れるためです。

なぜ趣味を仕事にする必要があるのか?

そもそもなぜ趣味を仕事にする必要があるのでしょうか?それは現代において、仕事の満足度が人生の満足度と言っても過言ではないためです。

以前は仕事とプライベートがしっかりと分かれていましたが、デジタル化の進んだ現代ではどこにいても仕事ができます。つまり仕事とプライベートの境界線がなくなりつつあるということです。

アメリカのある機関の調査によると、日本人は諸外国と比べて仕事の満足度が低く、仕事にワークライフバランスを求めているという結果が出ています。しかし前述したような現代人の人生を満足させるためには、仕事とプライベートを分けるのではなく、それらを融合させ、仕事で満足を得るという「ワークライフ・インテグレーション」が効果的です。

仕事で満足を得るためにはさまざまな方法がありますが、趣味を仕事にしてしまえば楽しく仕事ができ、仕事の満足度がアップ、ひいては人生の満足度のアップにつながります。

趣味を仕事にすることで仕事の効率がアップする

趣味を仕事にすれば、仕事の効率もアップします。趣味であれば長時間続けていても苦にならないという人は多く、楽しい故に積極的に仕事をするようになります。

例えばアメリカのインストラクタブルズという企業では、あえて趣味と仕事の境界線を曖昧にする環境を作っています。出社をしなくてもいい上に、ミーティング中にギターを弾いても誰も文句を言わないという非常に自由な社風の会社です。その理由は会社に来たいと思わせる環境を作るためです。

あまりに自由な社風だと「仕事をしないのでは?」と思われるかもしれませんが、インストラクタブルズではきちんと収益が上がっています。それは趣味と仕事の境界線を曖昧にすることで「やらされている」のではなく「自分から仕事をやっている」という感覚が社員に生まれるためです。そうした環境に魅力を感じた社員が集まり、ひいてはそれは会社に貢献することにつながっています。

おわりに

趣味を仕事にすることで、自分も社員も楽しく仕事ができます。それが仕事の効率アップにつながれば、これほど会社にとって有益なことはありません。「仕事は嫌なこと」というイメージは捨てて、楽しいことを仕事にしてみませんか?

Share This Post :
Tags :

0 件のコメント:

コメントを投稿