/ 2016年4月1日金曜日 / No comments /

やれないと思い込んでいるうちは実現しない。目標実現への第一歩は自分自身で踏み出そう


本来、やりたいことを見つけることは、それほど難しいことではないはずです。誰にでも好きなことや面白いと感じることがあり、誰かに強制されたからではなく、自分がやりたいから夢中になることがあります。けれども、ならばそれを仕事にしようと考えると、途端に「やれるわけがない」という思考に陥ってしまいます。

なぜやりたいことがあるのに、やれない理由を探すのでしょうか?それが本当に自分の好きなことならば、実現するためにはどうすべきかを考えるべきです。

「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」

「やりたいことを仕事にできている人なんて、限られた人だけだ」という人がいます。その言葉は、ある意味では正しく、ある意味では間違っています。おそらくそういう人たちは、やりたいことを仕事にできる人たちにはその能力があるからだと思っています。あるいは、物事を冷静に考えない無鉄砲な人だと思っているのかもしれません。

けれども、そこでいう限られた人とは、決して能力や才能がある人でも、向こう見ずな人でもありません。できるかどうかはわからない、でもやりたいことだからやってみようという決断ができる人なのです。やる決断をした人たちが“限られた人”だと思われてしまうのは、世の中のほとんどの人が、頭の中の想像だけで、具体的な行動を起こさないままあきらめてしまうためです。そして、そういう人たちは、いつまでも、自分自身でやれる可能性を摘み取ってしまっていることに気づくことができません。

できない理由より実現する方法を考える

好きなことや、漠然とでもやりたいと思うことがあるならば、まずは頭の中のビジョンを紙に書いて、見えるようにしてみてください。そして、そこに書いた最終的なゴールをより具体的に、明確にしていきます。例えば、自分でWebサイトを立ち上げたいと考えるならば、そこで誰をターゲットにどのような情報を発信していきたいのか、内容を詰めていきます。ゴールが明確になると、そのために必要な道のりや、クリアしていかなければならない課題がはっきりしてくるはずです。そして、それらを1つ1つクリアしていくのに要する期間を具体的な数字に落とし込んでいきます。

ここまでやってみると、遠い道のりでも、自分にまだまだ力がなくても、今から少しずつ行動していけることがあることに気づくのではないでしょうか

できないことも規模を縮小して実践できないか考えてみる

例えば、自分のレストランを開いてお客さんに料理を食べてもらいたいとします。料理はできるけれど、開店資金も経営のノウハウもありません。しかし、いきなり店を持つことは無理でも、休日にレンタルスペースを借りて、1日限りのレストランを開くことはやろうと思えば可能です。

また、会社を作りたいと考えている場合も、すぐに資金や人手を集めて営業開始とはいかなくても、同じく会社を立ち上げた人のところへ出向いて、手伝いをさせてもらいながら、具体的な方法を学ぶことはできます。そして、このようにしてより実践的なことから学べるものは大きく、得られた経験は目標達成をぐっと近づける貴重なものになるはずです。

おわりに

自分で「やれない」という答えを出した時点で、実現の可能性はゼロであり、それは1にも2にもなることはありません。けれども、やるということさえ決断できれば、自分自身の努力次第で可能性は無限大です。せっかく好きなこと、やりたいことがあるならば、「できない」という思い込みを一度取り去って、実現に向けての一歩を踏み出してください。

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