/ 2016年2月8日月曜日 / No comments /

ビジネスの必勝アイテム!名刺を工夫して相手との関係を築く


ビジネスにおいて初対面の人と会う際、相手に名刺を渡すことが自分について知ってもらう第一歩となります。つまり、名刺は自分の第一印象にも影響する重要なアイテムなのです。

小さな名刺だとあなどらず、自分や会社のアピール力を高めるような名刺を目指しましょう。工夫された名刺は、相手との会話の糸口にも覚えてもらうきっかけにもなります。

世界No.1セールスマンが認める名刺の重要性

12年連続世界No.1セールスマンとしてギネスにも登録されたジョー・ジラード氏の著書「私に売れないモノはない!」では、顧客を獲得する上で大事なツールを一つだけ選べと言われたら、名刺を選ぶだろうと述べられています。

同氏が用いる名刺は一般的なものとは異なり、特注品だそうです。当然、コストはかかりますが、意味のある出費として惜しまず、ところかまわず名刺を配ったと言います。世界No.1セールスマンとしての地位を確立した背景には、名刺という小さくて偉大な存在があることは確かでしょう。

名刺のデザインを変えて何度も渡す口実に

営業コンサルタントの阪本亮一氏は、著書『超「リアル」営業戦術』の中で、「営業マンは名刺で仕事をする」と名刺の重要性について語っています。

明治生命で20年間連続して優秀成績表彰を受賞したほどの実績を持つ同氏は、半年から一年で名刺のデザインを変え、それを口実として再び名刺を渡し、印象を再強化するそうです。

営業マンが覚えてもらえなければ、受注に至ることもありません。しかし、名刺を渡しても一度で覚えてもらえる可能性は低いでしょう。阪本氏が実践する何度も渡すテクニックは、自然でありながら相手の記憶にしっかりと刻み込むことのできる効果的な方法です。

印象に残る名刺の特徴

株式会社キングジムが実施した「名刺に関する意識調査」では、印象に残る名刺の特徴についてまとめられています。調査は20〜49歳の営業職の男性500名を対象に行われました。

それによると、「顔写真付き(47%)」、「素材が特徴的(45%)」、「色が特徴的(35%)」である名刺が印象に残りやすいという結果が得られました。実際に、今までで最も印象に残った名刺の実例としても、マグネットや木などを素材として使用した名刺、金や赤などのインパクトのある色の名刺など、個性的なものが挙げられています。

同調査では、今までに受け取った名刺の数は平均1,173枚にも上るという結果も得られています。あふれるほどの名刺の中で差別化を図ることは営業職として大切であり、相手に印象づけるような名刺は営業活動を助ける1つのアイテムと言えるでしょう。

おわりに

トップセールスマン達は名刺を上手に使うことで、顧客との関係構築に生かしています。数多く交換される名刺だからこそ、そのデザインを工夫することでビジネスに役立てましょう。

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