/ 2016年2月5日金曜日 / No comments /

大企業への就職よりも小さな会社の社長を目指せ!社長になるべき理由とは?


大企業へ就職というと「給料がいい」「将来は安泰」「一生その会社で仕事を続けていける」というようなイメージをお持ちの方も多いでしょう。確かに長い歴史を持つ大企業は設立したばかりのベンチャー企業に比べて安心できる部分がたくさんあります。

しかし現代ビジネスの世界では、大企業に就職するよりも、小さな会社の社長になる方がいいとも言われています。その理由とは何でしょうか?

大企業も潰れる時代

「大企業は安泰」と言われていたのは、一昔前の話です。現在は広く名前を知られた大企業でも、あっさりと潰れる時代になりました。現に日本国民の多くが知っている企業が何年も赤字経営をしていたり、破綻リスクを示すCDSの数値が高くなっていたりと、かなり経営が厳しい状態になっています。

つまり大企業に就職したとしても、一生安泰という時代ではなくなっています。そのため大企業に入って安定を選ぶのではなく、自分の力を本当に必要としている小さな企業で活躍するという人も増えています。

むしろ鶏口と為るも牛後と為るなかれ

中国の故事成語に「むしろ鶏口と為るも牛後と為るなかれ」というものがあります。昔中国が7つの国だった頃、最も大きな国だった秦の軍事力に対抗するため、蘇秦という人物が残り6つの国に同盟を結ばせようと説得したときの言葉です。

この言葉は転じて「大きな組織で下の方にいるよりは、小さな組織でトップになった方がいい」という意味があります。その方がやりがいもあるし、場合によっては給与アップも見込めるためです。
例えばもともと大手企業に勤務していたAさんは、大手企業での自分のキャリアアップに限界を感じ、ある成長途上の企業に就職しました。Aさんは大手企業で営業とマネジメントを担当しており、その力を生かしてほしいと部長クラスの待遇で迎え入れられました。

初年度こそ年収は100万円ほど低くなったものの、半年後には執行役員、1年半後には取締役にまで昇進。結果的に年収は900万だったものが、1500万円にまでアップしました。このように大きな企業よりも、自分の力を本当に必要としてくれる成長途上の会社で仕事をすることで、キャリアも年収もアップする可能性があります

組織の長に必要なもの

小さな組織の長になると言っても、社長にはどのようなスキルが必要なのでしょうか?「年長者でなければならない」「高学歴でなければならない」というイメージを持つ人もいますが、社長には学歴や経歴は関係ありません。

社長になによりも必要なことは「自分が長である」という自覚を持つことです。社長としての自覚を持っていれば、社長らしい言動が伴ってくるでしょう。

おわりに

小さな会社のトップになると、大変なこともたくさんありますが、いいこともたくさんあります。大企業に就職して安定を選ぶことも1つの道ですが、自分の力を小さな会社で発揮する方がやりがいを感じられるでしょう。

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