/ 2015年9月28日月曜日 / No comments / 起業志民への道
お金を貯めてからではもう遅い?お金を借りて創業することのメリットとは
新しく会社を作るのは、人生の中でもかなり大きなポイントになります。そのため「いくらお金を貯めてから」と、創業資金が貯まるのを地道に待っている人もいるでしょう。
しかし創業の資金調達は貯まるのを待っているより、お金を借りてすぐに創業する方が良い場合もあります。ここではお金を貯めるのではなく、お金を借りて創業することのメリットをご紹介します。
なぜ「貯める」より「借りる」なのか
創業資金を貯めるより借りた方が良い理由は、現在のビジネス動向が非常に速いためです。現在のビジネス業界では少し前に流行したはずの商品ややり方はすぐに廃れ、新しいものがどんどん出てきています。このようにスピード感のある世界で、開業資金を貯めていたらどうでしょうか?例えば開業資金300万円を貯めるのに3年かかるとしたら、3年間その事業を起こせないことになります。3年前は斬新で新しいと思われていたものも、3年後にはありふれたものになっている可能性もあります。そうなれば商品やサービスの競争率も上がり、ビジネスが成功しにくくなるでしょう。
このようにスピードが必要な現代ビジネスの世界では、お金を貯めるよりも借りてすぐに行動した方がいい場合があります。もしスピード感のある業界で起業しようと考えるなら、すぐに行動を起こせるよう、貯めるよりも借りた方がいいでしょう。
どこから借りる?
では開業資金を借りる場合、どこから借りるのが効果的なのでしょうか?資金の貸付けはさまざまな機関で行っていますが、代表的なものには銀行と制度融資、日本政策金融公庫の3つがあります。銀行は融資をしてくれる機関としては、最も一般的です。メガバンクになると支店も多いため利用するのに便利です。一方で信用できる実績のない創業者や、創業したての企業は借入が難しいというデメリットもあります。
制度融資は信用保証協会が保証をしてくれる制度で、保証が付く分、借入がしやすくなります。また経営の相談にも乗ってもらえるため、初めて会社を起こす人にも向いています。ただし審査が終了するまでおよそ2か月かかるため、スピード感のある業界ではスタートが出遅れる可能性もあります。
日本政策金融公庫では創業者向けの融資を行っています。審査の時間も短いため、すぐに創業したい人に向いています。
おわりに
創業のリスクを考えると、お金を貯めてから創業したいと思うのは自然です。しかし移り変わりの激しいビジネス業界で勝ち残っていくためには、すぐにお金を用意してすぐに行動できることは大事なポイントです。お金を貯めようと考えていた方は、借りることも視野に入れてみましょう。 Share This Post :
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