/ 2015年9月23日水曜日 / No comments /

成功者の影にはいつも「仲間」あり!刺激的な仲間との出会いが夢を実現させる


アップル社の創業者といえばすぐにスティーブ・ジョブスを思い出しますが、彼がどれだけ優れた人間であったとしても、1人ですべてのことを行うことはできません。ジョブスにはスティーブ・ウォズニアックという仲間がいました。起業する際に刺激的な仲間との出会いがあれば、夢を実現するためのさらなる推進力になります。

ソニー創業時のパートナーシップ

ジョブスとウォズニアック以外にも、創業時の素晴らしいパートナーシップの例はたくさんあります。日本の起業で言えば、ソニー創業時の井深大(いぶかまさる)氏と盛田昭夫氏のコンビを忘れるわけにはいきません。

盛田氏は当時のことを振り返って「2人の性格は正反対だったが、ものの考え方は一緒で、根本的に100%信頼し合っていた」と述べています。性格の異なる2人が刺激し合って、新しいアイディアが次々と生まれ、それが技術によって実現していく中でソニーは急速に世界的な企業へと成長していったのです

本田の成長を支えた男

本田といえば、やはりすぐに思い浮かぶのは本田宗一郎氏ですが、技術屋だった本田氏を経営面で支えたのは藤沢武夫氏でした。藤沢氏は本田宗一郎の名参謀と呼ばれ、会社経営の全権と実印を預け、自らは技術開発に没頭したと言われています。

その藤沢氏は仲間の大切さについて「1人で考えている理論には進歩がない。物事は、みんなで知恵を出し合うことによって、どんどんいいものになっていくことが多いのです」と述べました。

起業前に「同志」を作っておくことの大切さ

起業を考えている方は起業前に仲間を作っておくことが大切です。起業してしまえば、ビジネス上で知り合う人たち、作り上げる人脈にはどうしても利害関係が絡みます。

ジョブスとウォズニアック、井深と盛田、本田と藤沢の間に存在していたような、互いを尊重し、完全に信頼し合えるような関係はもはや作れなくなってしまうのです。起業前のお金がない時点から、同じ目標に向かって、互いに悩み、苦しみ、喜びを分かち合えるようなかけがえのない同志に知り合うことが一生の財産になります。

おわりに

ジョブスのパートナー、ウォズニアックは「世界でたった1人の特別な人間が偉業を成し遂げたと人々は言いたがる。しかし、実際には多くの人間がいて、それらの知恵が集積されてコンピューターが生まれたのだ」と言いました。刺激的な仲間が多ければ多いほど、1人では考えられなかったような、大きなことを成し遂げることができるのです。

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