/ 2015年9月22日火曜日 / No comments /

仕事は最高の娯楽である!思い切り楽しめる人が大成する


「仕事が最高の娯楽である」という意識は、生き生きと働くための原動力となります。人生において多くの時間を仕事に費やす以上、それを娯楽としてとらえられるかどうかは、楽しく生きるためにも重要なポイントとなります。

つらく苦しい仕事を無理に耐える必要はありません。ただ意識を変えるだけで、同じ状況でも楽しく充実して感じられるとともに、成功を引き寄せることができます。

努力の先にある職業の道楽化という境地

「人生の最大幸福は職業の道楽化にある」という名言を残したのは、東大教授であり、一代で財を築き上げた本多静六氏です。本多氏は日本初の林学博士として、明治から昭和にかけて日本の造林学や造園学の基礎を築き、各地の公園設計にも携わった「公園の父」と称される偉人です。

さらに、本多氏は「仕事を道楽化する方法は、ただ一つ努力にある」とも述べています。努力を積み重ねるからこそ、その先にある「仕事が道楽」という幸せに到達できることを忘れてはいけません。

「好き」という気持ちが努力を娯楽化させる

仕事の道楽化にはたゆまぬ努力が不可欠ですが、その努力を能動的に続けられる考え方をご紹介します。

一橋大学大学院教授である楠木建氏が、中小企業を中心とした小さな組織のオーナーに向けた記事の中で、経営は「自分の中にこれはいいものだ、こういう商売をしたい、というものがまずあって、それが世の中に出てきて、形になって、ビジネスになる」というインサイドアウトであるべきだと述べています。

そこに「好き」という気持ちがあれば、努力を娯楽化することができ、自分にとって楽しいことをしているだけの行為が、結果として研鑽につながります。それにより身についた知識やスキルは仕事の質を向上させ、人から必要とされる人材となれるのです。

卓越した起業家たちは仕事を娯楽ととらえている

マクドナルドの創業者であるレイ・クロックは、「仕事は遊びそのものだ。野球をして得るのと同じ喜びを仕事からも得ていたのだから」という名言を残すほど、仕事を娯楽としてとらえていました。

この名言はレイ・クロックの自伝本「成功はゴミ箱の中に」に記されていますが、本の帯では、ユニクロの柳井正氏とソフトバンクの孫正義氏がそろって「これが僕たちの人生のバイブル!」と推薦しています。同書に収録されている柳井氏と孫氏の対談においても、両氏ともに仕事が一番楽しく、趣味よりもはるかに充実すると述べています。

おわりに

仕事は自分次第で最高の娯楽となり得るものです。多くの成功者は仕事を娯楽ととらえて夢中で楽しんでいます。この境地に達するには努力を重ねることが必要ですが、経営の原点に、理屈なく「好き」な気持ちがあることで、努力さえも娯楽化することができます。

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