/ 2015年9月8日火曜日 / No comments /

失敗は成功のもと!偉大な成功の裏には失敗が活かされている


ビジネスにおいて成功の連続ということは稀であり、失敗も少なからず体験するものです。しかし、失敗を単なるマイナスとして終わらせるのではなく、未来へと活かすことができれば、成功への貴重な糧となります。

ここでは、偉大な成功の裏にも多くの失敗があったという実例を示すとともに、失敗を成功に近づくチャンスとして活かす方法についてご紹介します。

エジソンの格言にポジティブシンキングを学ぶ

歴史に名を刻んだ発明王トーマス・エジソンは、失敗を単なる失敗として捉えず、成功への道標として最大限に活かした偉大な成功者です。

エジソンは、電球の実用化を成功させるまでに、10,000万回もの試行錯誤を繰り返しました。そのことに対し、「私は、10,000回失敗したのではない。電球を作ることができない10,000の方法を発見することに成功したのだ。」と発言したという有名なエピソードがあります。

天才と言われるエジソンでさえ最初から成功したわけではなく、「成功しない方法」を知ったからこそ「成功する方法」に辿り着くことができたのです。

起業活動を進める上では、選択しなければならない場面があります。数多く存在する選択肢の中から1つを選ぶ時、失敗の経験は、より良い判断のための重要なヒントを与えてくれるでしょう。

失敗を未決の問題と捉えて成功への糧とするダイソン

デュアルサイクロン掃除機を発明したジェームズ・ダイソンは、今では富と名声を手に入れた成功者ですが、それまでの道のりを振り返り、「人生の99%は失敗だらけであった」と語っています。

1993年に最初の製品を世に出した裏には、5,127台もの試作機の失敗がありました。しかし、ダイソンはそれらの失敗が成功の糧となったと信じています。実は、ダイソンもエジソンを尊敬し、前述の格言に感銘を受けて歩み続けてきた起業家の1人なのです。

ダイソンは、「失敗とは解決を待っている問題点に過ぎない」と捉え、ダイソン社の社員に対しても「いわゆる失敗を犯そうとも、その未決の問題を解決する才能を育てることに努めてきた。」と言います。失敗を恐れない社風のおかげで、ダイソン社は掃除機にとどまらず羽のない扇風機や暖房器具など、次々と画期的な新製品を生み出し続けていると言えるでしょう。

失敗を未来に活かす方法

偉大な成功の例を挙げ、失敗は成功に必要なステップであるとご説明してきましたが、ここでは、実際に失敗を活かすための方法についてご紹介します。

心理学ジャーナリストの佐々木正悟氏は、特別な努力をせずに能力を高める方法は「失敗すること」であると述べています。しかし、失敗について猛省していたのでは手遅れとなることが多いため、失敗している最中に、「やるべきだったのにやらなかったこと」と「やるべきでなかったのになってしまったこと」の2点を箇条書きにして、できれば即座に行動を起こすべきだと提案しています。

おわりに

偉大な成功者も、失敗を繰り返しながら歩んでいます。失敗しても、その体験の中で改善すべき点に気づき、速やかに行動へと移すことで、成功へのステップに変えることが大切です。

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