/ 2015年6月23日火曜日 / No comments /

設備費や広告費など……開業に必要となるさまざまな資金


開業するときに気になることと言えば、開業にかかる資金です。ハードルが低くなったとはいえ、開業をするためにはそれなりの資金が必要になってきます。
ここでは開業するのにかかる資金を考えてみましょう。

事業を始めるのにいくらかかるのか?

事業を始めるためにかかるお金は、どのような事業を始めるかによって違います。病院やサロンなど特別な設備が必要な業種の場合、1000万円以上かかることもありますし、税理士や行政書士など特に設備が必要ない業種であれば、50万円ほどで開業できます。

ただ、いずれにしても開業には大金が必要になるため、自己資金だけで賄うのは至難の業です。そのため融資を受けたり補助金制度を利用したりするのがいいでしょう。

物件にかかる費用

飲食店や販売店などのように店舗を持つのであれば、まず物件に費用がかかります。物件そのものの価格は地域や広さによって変わりますが、物件を取得するための資金のほかに、不動産業者への仲介料、賃貸物件であれば保証金なども支払う必要があります

物件そのものは居抜き物件などで契約すれば、費用を抑えることが可能です。また自宅開業をするときには、この費用が一切必要ない場合もあります。

さらに取得した物件の内装を変えるのであれば、内装にかかる費用も必要です。特にサロンや美容室などはおしゃれな内装にする必要があるため、お金がかかるポイントです。飲食店の場合は厨房設備を整えるお金も必要です。

設備にかかる費用

業種によっては設備に多額のお金が必要になる場合があります。病院や歯医者などで最新の医療設備を揃えたいと思うなら、1億以上かかることも考えられます。

逆に特別な設備が必要のない職種であれば、設備にかかる費用はかなり抑えることが可能です。かかってもパソコンを購入するくらいの金額で済むでしょう。

広告にかかる費用

開業には広告にかかる費用も必要です。せっかく会社を興しても、人が来ないのでは経営が立ちいかなくなってしまいます。軌道に乗せていくためには、宣伝を行って会社を周囲にアピールすることが必要です。

そのためにチラシやフリーペーパーに掲載するお金を確保するほか、インターネットが普及した現代ではホームページを作るためのお金も考えておきたいところです。ホームページは作り込みの仕方にもよりますが、それなりのものが欲しいのであれば、最低でも30万円ほどは確保しておきましょう。

おわりに

開業に必要な資金は、各業種によって違います。自分が開業を考えている業種の相場を見ながら、資金計画を立てるといいでしょう。

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