/ 2015年6月22日月曜日 / No comments /

ウェアラブルデバイスが大活躍!間もなく訪れるインターネット時代の大変革


新たな市場の成長には、たくさんのビジネスチャンスが潜んでいます。近年では、特にIT分野での変革がめざましく、現在では大規模市場へと成長を遂げたスマートフォン市場もその1つと言えます。次に訪れる流れとして注目度が高いのは、ウェアラブルデバイスを含むIoT市場であり、起業家にとっても、大きく飛躍できる変革として期待が寄せられています。

IoT市場の発展はベンチャー企業を求めている

IoTは、あらゆる物をインターネットでつなげることです。これによって実現するさまざまなサービスや技術は、今後の成長が期待される分野です。

IDC Japan株式会社によると、2014年の国内IoT市場規模は9.4兆円ですが、この市場は今後も順調に拡大し続け、2019年には16.4兆円に達する見込みです。世界的にも、2013年は1兆3千億ドルであった世界IoT市場規模が、2020年に向けて年間平均成長率13%を維持しながら、3兆400億ドルもの大規模市場へと成長すると予測されています。

期待が膨らむ一方で、日本企業がIoTで勝つには、圧倒的なスピード不足が懸念されています。大企業も、これまでのような自前主義では、IoTによる変化のスピードに追いつけないことを自認しており、その弱点をベンチャー企業との連携によって克服しようと試みる大企業が増加しています。

ベンチャー企業ならではのスピード感が求められつつある今は、起業家にとって大きなチャンスの時と言えるでしょう。大企業とともに大きな波に乗り、ともに成長を遂げることも可能です。

ウェアラブルデバイスの新潮流に乗れるかが勝負

IoTの中でも、特に注目度の高い端末がウェアラブルデバイスです。2014年には、身に付けて利用できるデジタル端末、ウェアラブルデバイスが数多く登場しました。2015年は「ウェアラブル元年」と表現され、ウェアラブルデバイスの本格的な普及へと進み始めています。

IDC Japan株式会社の調査によると、ウェアラブルデバイスについて利用意向のある回答者が62.7%に上り、中でも、ヘルスケア系での利用に対する関心度が特に高いようです。さらに、約60%がウェアラブルデバイスで収集されたデータをスマートフォンやタブレット、PCなどと共有したいと希望しており、消費者のニーズに沿った戦略を打ち出すことで、ビジネスチャンスを掴むことも夢ではありません

起業活動にも有益なウェアラブルデバイス

新たな市場としての価値だけでなく、ウェアラブルデバイスは、起業家がユーザーとして活用する際にも、働き方を変える有益なビジネスアイテムとなります。セールスフォース・ドットコムのグローバルコンテンツリーダーであるHeike Youngは、「多くのスタートアップ・スモールビジネスにとって、ウェアラブルデバイスは節約ツールであると同時に、生産性向上のためのツールとして活躍するでしょう。」と予言しています。

ウェアラブルデバイスの活用次第では、顧客への迅速な対応や接触機会の増加、また、情報共有による生産性向上や決済機能による購入のシンプル化などが可能となります。起業活動の円滑化を図り、事業の成長を促す強い味方として利用価値の高い技術です。

おわりに

IT市場における大変革が間もなく到来します。それによってもたらされる新たな市場や実用性を巧みに活用することが、起業家としての成功を大きく引き寄せます。

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