/ 2015年6月18日木曜日 / No comments / 起業志民への道
ビジネスは1日にしてならず!起業の勝負は10年前から始まっている
起業のハードルが低くなり、簡単に起業ができる世の中になりました。そのため会社設立の準備さえ整えば、すぐに開業できます。
しかし起業をするにはお金もスキルも人脈も必要です。それをインプットしていく時間も、起業準備と言えるでしょう。
起業は10年前から始まっている?
前述のように起業をしようと思ったら、会社設立の準備のみで可能です。これにかかる期間は短い場合、たったの1日です。募集設立の場合でも、1週間から10日ほどで起業できてしまいます。しかし実際に起業して経営を波に乗せていくとなったらどうでしょうか?資金もスキルも人脈もない状態では、会社を経営していくことはできません。実際中小企業庁の調査によると、起業10年後には30パーセントの企業が廃業に追い込まれているという結果になっています。
資金やスキルや人脈を作っていくためには、長い時間が必要です。それを踏まえて起業は10年前から始まっていると考えた方が良いでしょう。
起業の資金を貯める
起業するには資金が必要です。起業の資金は事業計画書を作って、どのくらい必要なのかを計算します。ただどんな業種でも初期費用にはそれなりのお金がかかるため、10年前からコツコツと貯金をしておくのがいいでしょう。一般的な業種で100万円から300万円、飲食業や不動産業であれば500万円ほどの初期投資が必要です。これらの資金を1日や2日で用意できる人は稀でしょう。10年前から計画的に資金作りをしていくことが大切です。
人脈を築いていく
起業を成功させたいと思うなら、人脈は不可欠です。成功している企業の社長は、人脈作りを怠りません。例えば株式会社一休の代表である森正文氏は、早く退社して社外の人と会ったり、会いたいと思ったらすぐに電話したりと常に人脈を作る努力をしてきました。こうした人脈はすぐにできるものではありません。しかしこうした人脈があれば、必ず起業するときに役に立ちます。起業のときに助けてもらうためにも、10年前から人脈作りを始めるべきです。
スキルを身に付ける
起業にはスキルも必要です。どういったスキルが起業に必要なのかを知り、実際にその勉強をしなければなりません。特に勉強しておきたいのは人を管理する人事管理能力です。これも一朝一夕に身に付くスキルではないため、サラリーマン時代などに経験することがあればやっておくようにしましょう。経験をしておけば実際に起業をしたときに役立つはずです。
おわりに
起業そのものはさほど難しくありません。しかし会社を長く続けていくためには、その分長い時間をかけて準備をしていくことが必要です。 Share This Post :
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