/ 2015年5月22日金曜日 / No comments /

ビジネスのアイディアは、あなたの頭の中にある


「起業」というと、何か特別な才能を持った一部の人しかできないと考えている方が多いと思います。ほとんどの方が「自分が起業するなんてありえない」と最初からその可能性を切り捨てて、就職という選択肢をとります。
しかし、まずその概念を変えましょう。きちんとしたステップさえ踏めば、誰もが起業することは可能です。

自分が本当に好きなことを見つける

スティーブ・ジョブズは
「私がこれまでくじけずにやってこれたのは、ただひとつ。自分がやっている仕事が好きだという、ただそれだけ」
と語りました。

ジョブズほどの成功を収められるかは別にしても、自分が好きなことであれば、どんなに長時間の労働を強いられたとしても、いかなる難問に直面しようとも、それを乗り越えるだけの力を生み出します。まずは、自分が本当に好きなことを見つけるところから初めてみましょう

自分の得意なことを分析する

ソフトバンクの孫正義は
「自分がやれる、やれるはずだと思える分野では絶対に一番になると決めて、決めたらとことんやり抜く」
ようにと述べています。

「好きこそものの上手なれ」と言いますが、好きなものは自然と得意になりますし、得意であればそこから達成感を得ることができます。「得意」と「好き」の間には深い相関関係があります。

「好き」や「得意」を別の何かと掛け合わせるのが起業の方程式

自分の「好き」や「得意」は起業の必要条件ですが、十分条件ではありません。つまり、それだけではビジネスは成り立たないのです。

例えば、コーヒーが好きで、世界各地の豆やコーヒー器具に関して豊富な知識がある方が、喫茶店を開いたところで成功するとは限りません。
そこにプラスアルファが必要になります。

ひとつのビジネスモデルとしては「猫カフェ」を挙げることができます。安らぎを求めるお客のニーズをとらえて成功した例のひとつです。それにより他社との差別化を図ることができるのです。

既存資産や資格にこだわらない

どんな分野で起業するとしても、会計業務は必須であり、日商簿記2級くらいはとっておくべき、と語る人もいるかもしれません。
もちろん、持っているに越したことはありませんが、どの程度の知識が必要かは実際に起業してみないと分かりません。

ポイントは、いろいろと心配して起業を先延ばしするよりも、軸となる部分において準備が整ったらまず始めて見ることです。はじめから既存資産や資格にこだわる必要はありません。

おわりに

「起業は特別な才能を持った人だけのもの」という概念を覆していただけましたでしょうか。

一度しかない人生、自分で選択肢を狭めてしまうのはあまりにもったいないことです。上にも挙げた孫正義は「最初にあったのは、夢と根拠のない自信だけ」と述べました。起業のために必要なものは、そう多くないのです。

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