/ 2016年4月4日月曜日 / No comments /

楽しんで仕事をすれば、モチベーションは上がる!Google社に学ぶ「働く人のモチベーション」を高める方法


楽しんで仕事をすれば、モチベーションは上がります。Googleはまさにその典型で、楽しんで仕事をできる職場環境が整えられ、そこで働く人たちが充実した時間を過ごせているからこそ、個々のモチベーションが非常に高いと言えます。そして、高いモチベーションはクリエイティブな発想を次々と生み出し、企業の成長・発展につながっていきます。

モチベーションを上げるのはお金ではない

給料を上げるから、ボーナスを与えるからと言って上がるモチベーションには限界があります。言われたそのときにはやる気が出て仕事を頑張るかもしれませんが、やがてその状況に慣れてくると、仕事にそのものに対する興味すら失われてしまいます。

本来モチベーションとは、何かを実現したい、社会の役に立ちたい、目標を達成したいという個人の欲求から自然と生まれてくるものです。そして、そういうモチベーションは持続します。思い描くビジョンを実現するために何をすべきなのかを日々考え、実行し、一歩一歩目標に近づいているという実感が、仕事をすることが楽しい!という感覚を生み、仕事をしている時間がとても充実した時間に感じられるためです。そして、思い描いていたことが達成されたとき、その大きな喜びは、さらにより良いものを作り上げるにはどうすればよいかという、次のステップを目指すやる気につながっていきます。

Google社に学ぶ「働く人のモチベーション」を上げる環境づくり

世界をけん引するGoogle社の職場は、遊び心でいっぱいです。庭にはユニークな恐竜の模型があり、オフィス内には大きな飛行機の模型が展示され、別の階へ移動するために、階段以外にもはしごや滑り台が設置されています。また、広大な敷地には従業員が気分転換に利用できるバレーボールコートが整備され、オフィス内にはボーリング場まであります。さらに、社内には食堂のほか、いくつものカフェや炊事ができるキッチンまで用意されており、そのすべてが無料で利用できます。

Googleで働く人たちは、こうした企業の全面的なサポートのもとで、好きな時間に出勤し、好きな場所で自由なやり方で仕事に励みます。ボーリング場でボールを投げながら仕事をしている人もいるほどです。働く人たちが型にとらわれていないからこそ、世界中の人々が驚くような自由な発想ができるのかもしれません

Google社が考える、企業にとっての働く人とは

Google社がこのような職場環境を生み出した背景には、「働く人が企業を作る」という理念があります。従業員が職場で充実した時間を過ごすことができ、それによって幸せや喜びを実感できるならば、企業は成功するという考えです。企業が全面的なサポートにより、従業員の一人ひとりが会社にとって欠かせない存在であることを示しているからこそ、働く人たちも、企業とともに夢や目標の実現のために努力ができるのではないでしょうか。

おわりに

会社として利益を上げなければならないことから、多くの企業が、結果第一という考えに陥りがちです。だからこそ成果主義の賃金制度が採用されている企業もあるのでしょう。けれども、新しいものが次々と生まれてくる現代において、労働に見合った賃金だけにモチベーションを求めるのは、古い価値観だと言えます。真に企業の発展を望むならば、どうすれば働く人たちが楽しんで仕事ができるのかを考え、企業と社員がともに実現を目指せるビジョンを構築することが求められます。

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