/ 2016年2月15日月曜日 / No comments /

自分の未来は自分が決める!言いなりではなく主体的な自己投資を


成果を期待して「自己投資」をしても、期待が外れてしまうケースはたくさんあります。その原因の1つに、人に言われるままの自己投資を選んでいることが挙げられます。

一般的に良いと考えられている自己投資が自分にも合うとは限りません。自分が目指す未来を最も知っているのは自分自身です。そのため、主体的に考えて投資することが成果を得るためのポイントです。

言いなりの自己投資では成果が出にくい

堀江貴文氏は、著書「お金はいつも正しい」の中で、人に言われるままに自己投資を実行することに疑問を投げかけています。

この「言いなりパターン」の背景には、「先生の言うことを聞くのが正しい」という日本の教育があると考察しています。しかし、自己投資においては、言いなりではなく主体性を持たなくては成果が出にくいのです。

そして、堀江氏が独自に考えるユニークな自己投資の例として、合コンを挙げています。自己投資ととらえた場合の合コンのメリットとして、女性達のライフスタイルを学ぶことでビジネスの種を見つけられる可能性や、男性同士で意気投合してビジネスをスタートさせられる可能性について述べられています。

受動的な教育から主体的な自己投資へ

自立型人材の育成を行う株式会社原田教育研究所の代表取締役社長である原田隆史氏は、「身に付けたいリソースを求めて、時間とお金を自己の成長に投資するべきである」と、主体的な自己投資を推奨しています。日本の良さでもある「企業が育ててくれる」傾向は、用意された教育を受けていれば良いという感覚を生みやすいですが、そのような時代は終わったと考えるべきだと言います。

アメリカでは、「成長は個人責任」という考え方が浸透しており、日本のように用意された研修はありません。そのため、キャリアアップを目指すのであれば、自分で自分を磨くしかないという主体的な意識が高いのです。

これまで受動的であった日本人も、「なりたい未来」を詳細に描き、「今の自分」とのギャップを埋めるための自己投資を自ら判断し、取り組むことが大切です。

自己投資か浪費かは人によって異なる

株式会社マイエフピーの代表取締役であり、家計再生コンサルタントを務める横山光昭氏は、「自己投資」という名を借りた「浪費」の存在に注意を促しています

「自己投資」とは、「自分を高め、仕事や生活面にもよい影響を与えるような物事に関する出費」ですが、これと似て非なるものに「仕事や生活に役立つわけではないが、自分を高めるための出費」があり、これが実は「浪費」なのです。

意外にも、資格やスキルを身に付けるための出費が「浪費」に当てはまる可能性があります。最近ではスキルアップブームの影響もあり、多彩な講座が開講されていますが、これらが「自己投資」であるかどうかは人によって異なります。

受講によって身に付くものがあると「自己投資」のように考えられがちですが、自分の仕事や生活に有益でない場合、自分にとっては「浪費」ということになります。一般的な評価ではなく、自分にとっての「自己投資」を見極めましょう。

おわりに

主体的な自己投資の大切さについてご説明しました。一般的に自己投資と考えられるものであっても、それをそのまま受け入れるのではなく、自分にとって成果の得られるものを見極めることが重要です。

Share This Post :
Tags :

0 件のコメント:

コメントを投稿