/ 2015年9月25日金曜日 / No comments /

人脈を形成するための第一歩!成功体験で信用を生み出す


魅力的な人は自分に自信を持っています。そういう人はビジネスの世界でも他の人たちを引き寄せることができ、成功することができます。「自分に自信なんか持てない」という方は、「自信」とは何か正しく理解し、それが人からの信用を得ることに、どのように関係しているかを知ることが必要です。

「自信」とは何か?

「自信」とは、自分のスキルや能力をアピールして他者を見下すことではありません。それは単なる奢りであり、独り善がりな態度に過ぎません。アメリカの著述家であるジョセフ・マーフィー氏によれば「自信とは自分の技量や能力で物事が達成できるかどうかの見通しのこと」です。

つまり、自信がある人は自分の技量や能力を正しく評価し、それに基づいて想像力を発揮し、見通しを立て、自分のプランを進めていくことができるのです。


「自信」と「信用」はどう関係しているのか?

こうした自分の能力や技量に対する正しい評価ができなければ、人からの信用を勝ち得ることはできません。つまり、自信のない人は他人に対して両極端な態度をとってしまいます。できないことを「できる」と確約してしまったり、できるはずのことなのに「自分には無理」と断ってしまったりするのです。

信用を得るためには実績や成果が必要ですから、自分に自信がない人はいつまで経っても、他の人からの「この人にまかせていれば安心」という評価を得ることができません。

自信を身につけるには?

イチローは「小さなことを積み重ねることがとんでもないところに行くただ1つの道」と語りました。到達できない壮大な夢を追い求めて「自分にはできるだろうか」と考えるのではなく、今自分ができる小さな目標を設定し、それを成し遂げ、成功体験を重ねていくべきです。

そうした小さな成功体験が積み重なっていくプロセスの中で自分に対する正しい自己評価を培っていくことができるはずです。

自信を信用に変えよう

真の自信は自分に対する正確な評価に基づいていますから、他の人から仕事を依頼された際にも言葉によって自然とその自信を伝えることができるはずです。「〜かもしれません」という自信なさげで曖昧な言葉遣いではなく、しっかりした見通しを立てて、相手に確証を与えることができるのです。

もちろん、毎回の取引や仕事のたびに事実を検証し、証拠を集め、自分にそれが達成可能なのかどうかを慎重に検討することは大切です。

おわりに

数々の箴言で知られる17世紀フランスの著述家ラ・ロシュフコーは「我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす」と述べました。自分に自信が持てるようになれば、まず他人を信用できるようになり、それが他人からの信頼にも繋がるということです。自分に対する自信が出発点なのです。

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