/ 2015年9月10日木曜日 / No comments /

ちっぽけな悩みは吹き飛ばそう!「常識」を疑りながら視野を広く持つことの大切さ


「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉がありますが、私たちは自分が生きている小さな社会、学校や会社がすべてだと思いがちです。そうした狭い見識は人を恐れや悩みに閉じ込めて、一歩踏み出すことを難しくします。ポイントは、もっと広い視点で自分を眺めてみることです。

人は見たいものしか見ない

古代ローマ帝国の皇帝カエサルは「人は自分の見たいものしか見ない」と語りました。つまり、1人の人間の見方には必ずバイアスがかかっているということです。例えば、1つの会社や特定の業界で働き続けると、そこでの経験や常識が自分の見方を狭めるようになり、新しいことへのチャレンジが難なってしまうことがあります。

しかし、このカエサルの言葉を逆に捉えると、人は自分の意思次第でどこまでも「見たいもの」を広げることができるということにもなります。

見方を広げるために常識を疑ってみる

アインシュタインは「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである」と述べましたが、私たちが知らず知らずのうちに「常識」だと思っている見方が私たちの世界を狭めることになりかねません。

事実、ビジネス界でイノベーションを起こす人たちは常識をいかに打破するかということに思いを向けています。不必要な摩擦を起こす必要はありませんが、「会社の上司が言うから」「専門家が言うから」と鵜呑みにするのではなく、複数の情報リソースにあたってみて、自分の頭で考えることが見方を広げます。

自分より高い視点で世界を見ている人から学ぶ

常識を疑い、自分が考えたことがなかった視点を培う際に良い方法は、すでに自分より高い視点で物事を考えている人と接して、そこから学ぶということです。

自分が所属している会社以外の異業種の方と会って話を聞いてみるのも良い方法ですし、ビジネス界にイノベーションを起こした起業家たちの本を読むのも1つの方法でしょう。また、時間とお金に余裕があるなら、海外に出かけて異文化の人たちと交流するから確実に見方が広がります。

おわりに

悩みは、事実でないのに自分が思い込んでいることから生まれます。世界は私たちが思っている以上に広いのです。自分で自分を牢獄に閉じ込めるのではなく、常識を疑い、知識を取り入れ、世界を広げていくなら、小さな悩みなんて吹っ飛んでしまいます。広い視野を持ちつつ前向きに生きていていれば、自然と多くのアイデアが浮かんでくることでしょう。

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